キャバ嬢・ゆりあ

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キレて帰ってやろうかなとも思ったけど、今日は誰かといたかった。 それに、ユウヤのオラオラ営業は今に始まった事ではないし、それが好きでこうして指名で通っていたりするのだ。 「はいっ!レッドアイ!」 いつもヘルプでついてくれるリョウだった。 「ありがとう」 知り合いがいる、味方だ、と思った途端、また少し心が解放された。 「どうしたの?何かあった?」 “はぁ…どうして、ユウヤはこれが言えないんだろう” 「ううん、なんでもないの!」
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