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「気付いたか……親友よっ!」
…………何に?
「何を隠そう……俺は世界的大企業『鳳凰堂』の御曹司!次期社長候補なのだっ!」
…………あっ、そう。
「自慢したいんですね?わかります。」
「えっ?反応薄くないっ?馬鹿なの?死ぬの?」
どうでもいいのですが、最近燐玖の野郎……馬鹿なの?死ぬの?を多様したがりますね。
「鳳凰堂って何ですか?メッチャスイーツが売ってそうな店ですね。あっ……燐玖、ちょっとコーラ買って来い。」
「ちょっと鳳凰堂知らないって!あと、コーラは自分で買いに行けよっ!!」
「………………コーラ」
「だからね?自分で買ってき「…………コーラ」
「わかったよ買いに行けば良いんだろ、買いに行けば…………」
「…………何か反抗的ですね。反抗期ですか?」
「はっ?俺は倦怠期だ!」
倦怠期?…………馬鹿だコイツ。
「まぁ、良いです。コーラを買って来て下さい。」
燐玖はハイよっと言って売店のある1階へと旅立った。
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