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圧倒的な力だった。三人のライダーはそれぞれに吹き飛ばされた。
ディケイド「くっ…」
クウガ「何て力だ、コイツ…」
Gがゆっくりと持ち上げられる。
助けに行きたいが、織田の他のシェード兵士になかった力のせいで動けない。
夏海「士くん!ユウスケ!しっかりして下さい!」
???「それは今は無茶な要求だと思うよ、夏メロン」
夏海「え?」
突然夏海を"夏メロン"と称する男が現れる。
その男はすぐさま手に持った銃を構えて、
二・三撃織田の腕に撃ち込んだ。
ディケイド「お前、海東!」
Gが解放されるや否や士が叫んだ。
ディケイド「お前もこの世界に来てたのか!?」
海東「僕は"お宝"がある限りどこにでも現れるんだ。覚えておきたまえ」
ディケイド「お宝??」
海東「そうさ…。シェードの"超越する闇"とか、ね?」
織田「!」
海東大樹の言葉に織田が反応した。
織田「なぜ貴様、シェードの"超越する闇"計画をしっている!?」
海東「僕は、君達の事は何だって知ってるさ…。
他にも君達の新しい"力"の正体の事もね」
織田「…」
海東「士は気付いてたみたいだね??」
海東はディケイドの持つ『カブト』のフォームライドのカードを見ながらそう言った。
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