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さて、これを読んでいる方の中に『プロット』をご存知の方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?
いわゆる、小説の設計図なのですが、一度、作ってみる事をお勧めします。
小説を書く上で、とても貴重なものなので、作る際はしっかりと作ってみて下さい。
作る手順としては以下を参考にして下さい。
1.テーマ
2.登場人物
3.時代
4.場所
5.ストーリーの大まかな流れ
6.書き出し
7.結末
8.題名
大体こんな感じですね。
もっと詳細な設定をしたい人は決めてもいいですが、注意して欲しい事はプロットにこだわり過ぎないという事です。
小説を書いている方なら分かると思いますが、小説の道筋は勝手に方向を変えます。
というのも、書いている内に別のネタが浮かんできて、次々に話の方向がずれていったという事はありませんか?
道筋がずれるという事は、プロットから外れるという事になります。しかし、その結果、思わぬ副産物を生むかもしれないのです。
小説とは一つの世界です。
その世界の住人は登場人物であり、ある程度話が進むと、住人たちが勝手に動き始めるのです。
それは同時に、作者であるあなたですら思いもしなかった世界をもたらしてくれます。
言い換えれば、それが副産物だと言えるでしょう。
プロットは慎重にしっかり組み立て、そしてこだわり過ぎない。
これが重要です。
あくまでプロットは仮定。仮定は未定ですからね。
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