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「くっ…佐助!
お前歌が…」
どうしよう…
どうすればいい?
旦那が死ぬのは嫌だ!
でも
歌えない…
俺様はこいつらの奏でる音に敵わない…!
「HA!お前らは所詮そんなもんだ。
なぁ小十郎?」
「もはや敵ではございません」
「…っ!アンタらに俺達の何が解るっての?
勝手に納得しないでよね」
絆
深ければ深いほど
俺様の歌は旦那の力になるだろう。
けど…
俺は…
「佐助
お前は歌える」
「…え?
旦那でも俺様の歌は…」
「俺を信じろ佐助」
信じろ…
……うん。
この人がなんの確信もってそう言ってんのかは定かじゃないけど…
俺様達の絆がまだまだ浅いなら
これから深くなったっていいんでしょ?
…だよね。
「…わかった!
いくぜダンナ!」
「よし来い!」![image=328559642.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/328559642.jpg?width=800&format=jpg)
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