薄紅色の季節
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自然と涙が零れた。 「貴一...。」 ガサガサッー 後ろで物音が聞こえてきたので、私は振り返った。 そこに居たのは、真っ黒な髪をした男だった。 彼は真っ黒な瞳で私を見据えた。 「泣いてんの?」 何故か彼の瞳から目を反らせなかった。 「聞いてる?」 「えっ?」 「泣いてんの?って、聞いてんだけど?」 「あぁ...平気。」
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