神様と悪魔(短編)

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 その夜、旅人はみんなが自分を見ている夢を見た。  ぐっすり眠った翌朝、朝日の中で旅人は目覚めた。 「なんと神々しい光だろう。夕べの夢は、正夢に違いない。俺は神の祝福を受けたのだ。俺は神様の生まれ変わり。なら、俺が神なのだ」  旅人は、ますます意気揚々と山を下りて行った。
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