登城 その3

4/4
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
関五家 これが主従関係を密にしていたのは、長くは続かなかった。 これは伊勢国が戦乱の渦に巻き込まれ、その関係が複雑になったため生じたと思う。 伊勢国の動乱については、北畠家を中心にして起こっているため、別にしたい。 神戸家は、北畠から養子を受けその幕下入る。 しかし、本家は佐々木六角家の幕下の為に一族で争うことになる。 六角家は伊勢国に食指伸ばして、しばしば、北伊勢の諸侯と結託して、侵攻していた。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!