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(も~限界じゃ。だ、だがこの桃は捨てられん)
おばぁは大きな桃を離さずになんとか踏ん張っていました。
「地球の皆の衆ワシに元気を!!」
「………」
「………」
「え~い、火事場のくそぢ~かっ」
グキッ!!
「……」
ジャッボーーーン
おばぁは糞力を発揮し、桃を持ち上げようとしましたが、上がるはずもなく
「た 助きゃっ お おじぃおじぃぃぃぃ」
そのまま桃と一緒に流されていくのでした。
めでたしめでたし。
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