はじまりの章

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桂木「今日は総理のところに行くんだろ」  「はい。何でも大切な話があるとかで」 桂木「じゃぁびしっとしてないとな」 お父さんの前では桂木さんは緊張して仕事モードの顔になる。 まぁ実際、仕事なんだけどね。 総理官邸に着くと昴さんが入口で待っていた。 昴「よう。優希」  「昴さん。こんにちわ」 昴「久しぶりじゃないか。最近、俺のところに会いに来ないじゃないか」 昴さんはそういうと私にバグしてきた。 「ちょ…昴さん!!」 昴「照れんなって。班長ともっと先まで行ってんだろ?」 昴さんは意地悪な言葉に私は顔をこれ以上ないくらい赤くした。 「す…昴さん!」 昴「もう少しだけこのままで」 「す…昴さん!!後ろ!後ろ!!」 昴「ぇ…げっ!!」 桂木さんが凄い怖い顔で仁王立ちしていた
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