゚∮* one *∮゚

4/6
前へ
/169ページ
次へ
「その夢の中の場所はきっと素敵な所なのね!!」 「うん、綺麗な所だった」 サラは私も行ってみたいわ と言って僕に寄り添ってきた。 触れているところが暖かくて また眠気が僕を襲う。 「サラ…また眠くなっちゃったよ…」 「私も眠くなったみたいだわ…」 二人うとうととしていた。 僕はゆっくりと目を閉じる。 そして、自然の音を聞きながら 深い眠りに入ろうとしていた。 「………ア……レン……」 その囁き声は… 君は一体誰なんだ? 「…………アリス……」 僕は意識を手放した。 夢の世界に旅立った瞬間だ。 「…ここはどこなんだ…」 「……クスッ…お帰り…アレン…」
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加