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「その夢の中の場所はきっと素敵な所なのね!!」
「うん、綺麗な所だった」
サラは私も行ってみたいわ
と言って僕に寄り添ってきた。
触れているところが暖かくて
また眠気が僕を襲う。
「サラ…また眠くなっちゃったよ…」
「私も眠くなったみたいだわ…」
二人うとうととしていた。
僕はゆっくりと目を閉じる。
そして、自然の音を聞きながら
深い眠りに入ろうとしていた。
「………ア……レン……」
その囁き声は…
君は一体誰なんだ?
「…………アリス……」
僕は意識を手放した。
夢の世界に旅立った瞬間だ。
「…ここはどこなんだ…」
「……クスッ…お帰り…アレン…」
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