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□ 「……きて…起きて…」 僕を起こすのは誰…? サラ? 「起きて下さい!!」 「…うっ…君は…うえっ!?」 う、うさぎっ!? 目の前にいたのは紛れもなく 頭の上に長い耳がある白兎。 「やっと起きましたか…」 「えっと…何?」 僕は目の前にいる小さな白兎を じっと見ていた。 「さて…これでやっと進みますよ」 白兎はそう言うと 何処かに歩いて行ってしまった。 きっとこれは夢だ! 兎がしゃべるわけない 僕は再び目を閉じた。
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