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「ちょっと!?寝ないで下さいよ!!」
近くで白兎の声がした。
そして、僕の頭に衝撃が走る。
痛い…?
「もうっ…しゃべる兎がいたら追いかけるのが普通でしょ?」
「夢じゃない…」
僕は自分の頬をつねってみる。
痛い…夢じゃない!?
「全く…行きますよ!!」
「えっ何処に!?」
白兎は僕の腕を掴んで歩き出した。
「ワンダーランドですよ」
「ワンダーランド?」
「あなたの世界です」
僕の世界…?
白兎に連れられて森の中に入ると
そこには大きな穴。
「さぁ、ワンダーランドへ!!!」
落ちる。
どんどん堕ちていく。
僕はこのまま死んでしまうの?
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