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「いつまで寝てるんですか?」
誰かの声がする。
僕は生きてるのかな…?
「…生きてる…」
「当たり前ですよ!!」
「あの…あなた誰ですか?」
僕の目の前には
同じくらいの背丈の少年がいた。
頭には白く長い耳がある。
「コスプレ?」
「何寝言を言ってるんですか?さっきから一緒にいるでしょうが…」
「あぁ…白兎くんか」
白兎は深くため息をついた。
「そう言えば名乗り忘れてましたね、僕の名前はペーターです」
「僕はアレン、今さらだけどよろしく」
手を差し出すとペーターは
素直に握ってくれた。
「これから何処にいくんだ?」
「すぐにわかります」
ペーターは目の前にある森に
向かって歩いた。
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