゚∮* two *∮゚

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森の中に入った僕達は どんどんと奥まで歩いて行った。 とっても静かで懐かしい森。 僕はペーターの後を 追いかけるのではなく 横に並んで歩いていた。 「ほら、見えますか?」 「あれは…ハートの城」 「そうです、そこに行けばきっと…」 ペーターはその続きを言わずに 黙って歩き続けた。 しばらく歩くとハートの城は どんどんと近くになり 大きさもよくわかるまでになる。 やはり近くで見るとかなり大きい。 「はいはーい」 「ストップ」 すると、僕達は ハートの城の門番に止められてしまう。 よく見ると門番は双子の男の子。 「あっ、ペーターだ」 「お帰りペーター」 「「それと、そいつは誰?」」 双子は綺麗に声を揃えて 僕に問いかけた。
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