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デパートの地下駐車場に10時に待ち合わせ。
きっと、人目につかないようにと、圭吾の気遣いだろう。
亜美もその方が安心だった。
時間通りに行くと、圭吾はいつものスーツ姿だった。
「仕事に行くふりして出てきたよ。」
と照れながら言った。
亜美は、洋介と子どもたちを送り出してきたので、子どもたちが帰るまでに帰れば、何も問題はない。
「今日は、時間もあるし、少し遠出してプラネタリウムに、行きたいって思っていたんだけど、いいかな?」
圭吾とプラネタリウム。
ふたりで素敵な夜空を見上げるのもわるくないかも。
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