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「亜美を奥さんにしている旦那さんが羨ましいよ。」
そういって亜美を引き寄せた。
圭吾がキスをし抱きしめた。
「亜美を抱きたい。」
「……」
「亜美のことが好きなんだ。」
「でも、ふたりとも結婚しているのよ。ここで、抱かれてしまったら後には戻れなくなってしまう。私は家庭はこわしたくないの。」
「分かってるよ。俺も自分の家庭をこわしたくないし、亜美の家庭をこわそうなんて思っていない。ただ、亜美のことが好きでたまらないんだ。高校生みたいな感情で…好きになったら手をつなぎたくなって、その次はキスをしたくなって、そしたら、今度は亜美を抱きたくなったんだ。」
それを聞いた亜美は、押さえていた思いが溢れだす。
「私も圭吾に抱かれたい…。」
圭吾は亜美を強く抱きしめて、抱き上げてベッドへ連れていく。
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