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時計を見ると4時になろうとしていた。
そろそろ出ないと、子どもたちが帰ってくる時間に間に合わない。
さっきまで、圭吾を好きだという気持ちを押さえていた亜美だが、圭吾とひとつになって、押さえられなくなっていた。
このまま圭吾の腕の中にいたい…そう思ったが、現実には無理なこと。
ベッドから出て化粧を直しホテルからでた。
「じゃあ、明日、事務所で。」
デパートの地下駐車場で降ろしてもらい、いつものスーパーで夕食の買い物をして家に帰る。
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