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少しずつだが、仕事にも慣れ、事務所の人たちとも仲良くなってきた頃、亜美の歓迎会を開くことになった。
前の日に夕食の準備をし、温めるだけにしておいて、子どもたちは、洋介に任せることにした。
「久しぶりの飲み会だろ?ゆっくり楽しんでおいで。」洋介の優しい言葉に、亜美は安心して出掛けた。
少し遅れてしまい、慌ててお店に行くと、もうみんな座っていた。
「石井さん、ここに座って。」弘美さんが声をかけてくれ、弘美と圭吾の間の席に座ることに。
圭吾とゆっくりおしゃべりができるかも?…
と亜美は少しだけ嬉しくなった。
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