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私は布団!!仲良しのシーツが唯一の友達!
だけど…
いつもシーツ越しに聞こえる毛布さんの笑い声……
私は気になっていた……
「でさ~このベットの主人あんたの下にヤラシイ本入れてるでしょ?」
「う…うん…」
「本当に迷惑よね~あぁ……主人が格好良かったらあたしも嬉しいのにね~」
「私は、わかんないや」
「あたしに隠れてるもんね~」
確かに主人は私の下に入れてたわね…
たしか……バリ!熟……やめとこ
私達が話しているとシーツの向こう側から笑い声……
「何笑ってるのよ!毛布!あたし達本気だかんね?」
「わかってるよ僕も同感だね。」
毛布さんはやさしい声で賛成する。
「あ、今日干す日じゃない?」
シーツが思い出したように言う。
シーツは洗濯……
私と毛布さんはベランダに干す……
二人きりになる場所…
~ベランダ~
「今日は風が気持ちいいや~」
毛布さんが言うとドキッとする。
あぁ……これが恋…
しかし彼の顔は見れない。
私たちは目が面に着いているため真っすぐしか見れない…
「私もこの風……好きです…」
「うん、僕も好き。」
普通の会話…
一番下に挟まれている私にとってこの会話はドキドキものだった…
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