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「私はこの軍に入ったのは娘を助ける為でした…娘は重い病で苦しんでいて助けるには莫大なお金が必要だった…この軍は給料が高かったから入ったのですが、やはり中々お金が貯まりません、妻も仕事を一日中働き続けた結果倒れてしまいました。」
涙を流しながら語る隊員
「もし娘と妻を助けれるほどの金をいただけるなら私の命を捧げます」
「…わかった…必要なだけ渡そう」
「ありがとうございます…じゃあ行きます…」
歩き出す隊員、
敬礼で見送る中佐達
突然「種携帯」が鳴り響く…命を捧げる隊員の携帯だ…
「もしもし…」
「あなた⁉やったわ❗娘の手術代出してくれる人がいたの」
「マジで❗うん…うん…それで?…うん…わかった❗じゃあ✋」
「…隊員…」
「中佐❗こういう事はやっぱり中佐が…」
は?マジで⁉気がつけば周りに囲まれている…
「え?マジ?それはないわ✋え?ちょ💦来るな💦やめ💦痛い❗イテテテ💦💦💦………」……
中佐の行方は誰も知らない…
完
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