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「まぁ、とりあえず上がりなさい」
美奈は私に部屋に入るように促した。
「お邪魔します」
靴を揃えて部屋に上がる…日本の古い家みたいだ…
「冬海…明日からの事なんだけど…」
美奈はあらぬ方を見た私に話しかけてきた。
「なぁに~?」
「悪いけど一人で行ってもらうことになる…私は朝起きるのも早いから、一緒に行くのは無理よ」
「マジっすか…」
美奈の言葉に開いた口が塞がらない…
いまきっと私
(‘Д‘)
こんな感じの顔してるんだろおな…
「解った!!頑張るよ!!…あ、そうだった!気になることがあったんだ!」
ふと、気になっていたことを思い出す…
「あのさ、目井田先生が言ってた彼って誰?」
その言葉を聞いたときに冬海は気付かなかったが美奈はブルッと身震いした…
「彼…知らない方がいろんな意味で幸せよ…でも知らなきゃいけないからね…」
「で、誰?」
ここからは美奈の語りに入るようだ…
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