書院の仲間たち

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「こっち…ついてきて…」 「ええ?あ、うん」 静乱の後をついて歩く。 玄関から出て右側に曲がる。 「連れていくよ…手握ってて…離しちゃ駄目だよ…落ちたら痛い目見るの貴女だから」 そう言った瞬間。静乱の右手に鎌のような何かが現れた。 「つかまっててね…月光!!行くよ!!」 静乱が声をかけた瞬間、鎌はもうスピードで真っ直ぐ突っ走って行く… これあれだろ 空飛ぶほうきの鎌バージョンってやつですね 「…早ッ!!…おわぁぁぁ!!」 静乱と冬海は森の入り口の木にぶつかった。 「あたたた…あ、でも入り口までこれたや…ありがとう静乱」 静乱は無言でまた鎌につかまって飛んでった
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