第2章~女王決定戦~

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「パートナーだって!?」 我に帰ったあきらが少女に問い掛ける。 「うん、地球で始めて会った男性が女王決定戦のパートナーになる決まりなの」 「女王決定戦!? お前は一体……?」 「私は惑星メラットからやって来たアスカ」 「女王決定戦っていうのは……?」 「宇宙大王様の結婚相手を決める、宇宙規模の戦いなの」 「宇宙大王!?」 「そう、宇宙大王様の結婚相手、女王候補は各星の代表者の女性64人が、今回舞台に選ばれた地球の男性とパートナーを組んで女王を目指すの」 「なるほど……だから俺にパートナーになってほしいと」 「うん!! この赤いピアスと」 と言って耳につけてる赤いピアスを見せて、自分の左腕につけてた赤いブレスレットをあきらに見せ、 「この赤いブレスレットがパートナーの証。貰って!!」 と赤いブレスレットをあきらに渡そうとしたが、 「……断る!!」
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