オロカ

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オロカ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 貴方はもう戻って来てはくれないのですね。 愚かな僕は、貴方の大切さに気付く事が出来ませんでした。 大切なものは失ってから気付くという言葉を聞きますが、今の僕は正にその言葉が合致するでしょう。 安心していたのです。 僕の傍に貴方が居て、いつも笑顔でいてくれるのが当たり前だと、信じて疑わなかったのです。 もう貴方がこの手の中に戻ることは無い。 その事実がとてつもなく僕に絶望感を与えます。 もし過去の僕に会えることが出来たのならば、僕は過去の僕を殴り飛ばしているでしょう。 なんて浅はかだと僕は嘲笑います。 どうしてもっと大切にしなかったのかと罵倒します。 でも、『もしも』なんてものは存在しない。 『もしも』という言葉は叶わなかった時に使われる、哀れな言葉なのですから。 僕は本当に愚かです。 やっと今、僕は貴方の大切さに気付いたのですから。 もう幸せだったあの日あの時には二度と戻れることは無い。 どうかこんな僕を殺してほしい。 _____ 録画しておいた稲妻11が、電波状況が悪くて録画出来てませんでした。 悔しい。 今なら軽く廃人になれそうです(´・ω・`) むしゃくしゃむしゃくしゃorz 100203
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