2章 神は民の為に

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「うわぁ…どうしよう…緊張してきた…」 民衆 「あれが穣子様…ざわざわ…普通のおなごではないか…ざわざわ…あんなので役にたつのか?…ざわざわ…」 色々声が聞こえるが私は決心し声を張り上げた 「皆の衆!よく聞くがいい!私はこの村に絶望した!何故こんなにもこの村は衰退してしまったのか!皆の衆は解ってるはずだ!作物は枯れだし…このままでは、この村は滅んでしまうぞ!それでいいのか!」 「しかし…ざわざわ…どうすれば…ざわざわ…」 「私に任せてくれ!今日1日!この村を豊作状態にする!その為には皆の衆の力が必要だ!どうだ!皆の衆!協力してくれぬか!」 私は渾身の力で叫んだ 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 民衆は猛っていた すると村長が 「おお!皆やる気ですぞ!穣子様ありがとうございます!よし!やるぞ!皆!」 そう言うと村長さんは民衆に溶け込んでいった 「ふう…これで、よし…あとは勝手に豊作に……」 ふらっ 「穣子!」 静葉は倒れそうになった穣子を抱き止めた 「………。」 「頑張ったね…穣子…」 そこには、素晴らしい姉妹愛が確かにあった
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