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「こうなったら…何でもやってやらあああああああああ!!!!!!!!」
私はやけになり走りだした。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
裸足で走り続けた。
いつのまにか森へ入っていた。
「うらあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
木々を薙ぎ倒しながら進んだ。
すると川を見つけた。
「おけけけけけけけけけけけけけけけけけ!!!!!!!!!!」
全裸で川を泳ぎまくった。
「これで!これで人気者じゃああああああああ!!!!!!!!!!」
やっと、やっとこれで人気者になれる!少なくとも今の私は輝いている!!
3時間後
「はい貴女、職業は?」
「………豊穣の神です…」
私は捕まっていた。
「……はぁ…じゃあ豊穣の神様がなぜ、川を全裸で泳いでいたんですか?」
「人気の為です…。」
間違ってはいない、だってそうアドバイスを貰ったから。
「…じゃあ、今回は初犯と言う事で大目に見ますから、今日の所はこれでお帰りください。」
若干スルーされた気がするがこっちもあまり聞かれたくないので都合がよかった。
「はい…ありがとうございます。」
私は、交番を後にした。後ろで見送るお巡りさんの目が哀れみで満ちていたのを見ると私は、目から水がたれてきた。あれ?何だろう?汗かな?あぁ…汗がしょっぱいや…………あ、普通か。
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