2章 神は民の為に

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村へと着いた私は、1つ思った事があった。 「なんなの?この嫌な空気は…?」 その村の空気は負に満ちていた。 「はあはあ…やっと追い付いた…」 「お姉ちゃん?この村の空気をどう思う?」 私は、姉に空気の事を聞いた。 「そうね…この村、何かが過ぎさった後の様に負に満ちているわね…」 「ちょっと聞いてみようか?」 「そうね。」 私達は、村人に何があったのか訪ねてみた。 その村人は老人だった。 「あの~すいません。」 「ん?おぉ…こんな村によくおいで下さいました、お嬢さん方…私に何かようですかな?」 「はい、この村であった事を話してもらえませんか?」 すると、その老人は深いため息を着いた。 「少し前に妖怪が、村を襲ったんです…」 「妖怪が?」 「はい…私達も応戦しましたが…結局、若い者達が死に今ではこの村では老人と女しかいないのです…」 と、老人は悲しそうに言った。 それを見て、お姉ちゃんは納得したように言った。 「成る程、それで働ける若者がいなくて不作になったという事ね。」 「おや…お嬢さん方何故それを…?」 「実は、この妹…豊穣の神秋穣子なのです。」 老人はそれを聞いて、目を丸くしていた。 「なんと!あの豊穣の神秋穣子様なのですか!?いやはや、なんとも…」 「驚きました?」 とは私が言った言葉 「はい…ですが…こんな村でも、豊作になるのでしょうか?」 「そうですね…それにはまず、この村の皆さんの力が必要です。なので皆さんを集めてもらえませんでしょうか?」 「はい!この村の村長最後の大仕事、確かに承りました!」 「おじいさん、村長だったんですね…」 とはお姉ちゃんの言葉
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