2章 神は民の為に

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「ざわざわ…ざわざわ…」 「皆の衆!静まれぃ!今から、豊穣の神…秋 穣子様の演説が始まるぞ!」 と村長さんが、村人達を静かにしてくれた。 「さあ!穣子様!どうぞ、ご演説を…」 「ええ…それにしてもすごいですね…流石村長さん、こんなに人を集めれるなんて…やっぱり、人望があるんですね。」 と私が聞くと村長さんは、いえいえと手を横にふった。 「皆願いは同じです…この村を救いたいのです!さあ!穣子様!どうぞ!」 村長さんに言われて、私は前に出た。
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