最強副会長!

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「生徒会執行部です!二人共喧嘩をやめてください!」 俺が二人に向かって叫ぶと野次を飛ばしていた周りから俺の方を見てきた。 「何だ!この金髪野郎!」 胸倉を掴んでいた生徒は俺を見ると苛立ったように言った。 ちなみに男子生徒に言われたように俺の髪の色は金色で目は緑色だ。 父親が日本人で母親がイギリス人だったりするんだが関係ないか。 「生徒会執行部です。速やかに喧嘩はやめてください!」 俺は喧嘩している二人の間に入り二人を引き離そうとしたが-- 「うるっせぇ!!」 「ぐふぁっ!」 --野球部の男子生徒のパンチを喰らい吹っ飛ばされる。 「いっつぅ…」 痛む頬を撫でながら小さく呟くと俺は立ち上がり二人の元に行こうとしたが-- 「君達、何をやっているんだ?」 --凛とした声に足を止めた。
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