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帰ってきた私に無言で彼は大きな包装された箱を差し出してきました。
私は疲れていたのでぶっきらぼうに
「何?」
と言いながらその箱を受けとりました。
包装をとり、出てきた箱は私が何気なく、欲しいと言ったものでした。
涙が出そうになりました。
が、堪えました。
「え?!私 何も用意してないよ」
と言うのが精一杯でした。
「良いよ、別に。明日 早いからもう寝るよ。」
と言って寝てしまいました。
嬉しい反面 素直に喜べない自分が居てどうしたら良いのかわからなくなりました。
また彼からの真っ直ぐな気持ちが伝わってきたのに。
彼の気持ちは冷めてなんかなかったとわかったのに。
私の気持ちは.....
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