一昨日…

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俺はここいらでは有名(なんかなってた)な不良 金髪碧眼でピアスをあけてるから・・・って、おい!!!! 日本てのは見た目で不良決めんのかよ!!!?可笑しいよ!!!笑えねぇけど 金髪碧眼は親父がイギリス人だから…。 つまり俺はハーフなんだよ(-_-;) ピアスあけてちゃ悪いかよ!? 妹とお揃いだぜ?付けなきゃ兄貴じゃねぇだろ?? 俺が不良っぽくないのは唯一、女顔ってとこ。 その唯一が俺のコンプレックス。 俺は男なのに………。 「目は垂れ目。鼻はスラッと高く、色白で。童顔&童貞」 そうそうそうそう………!! 「童貞は関係無いだろ!!」 俺の言った言葉に光雅はクスクスと笑う 「事実、初チューだって一昨日だろ?チュクは」 櫻井光雅(さくらい こうが) 「その名で呼ぶな!恥ずかしい//////」 咲夜雪祈・チュクト(さくや ゆき) 「え~。自分の親たちが一生懸命考えてくれた名前だよ~」 光雅は何故か楽しそうに笑う お、俺だって一昨日までは平気だったんだ。 自分の名前が大好きだった。 でも……       一昨日……… 俺は横目で光雅の方を見た。 それに気づいた光雅は俺にニッコリと微笑みかける。その笑顔を見て俺は安心なんて出来ない…。 さっきの光雅の笑顔は…小説で表すんだったら(黒笑)か(妖笑)だ…。 そして、自分のいる部屋を見渡して一昨日を思い出す。 最悪だ……↓ そう思い俺は深~~~い溜息をついた。  
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