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俺は礼雅を抱きながら次の奴の自己紹介を待つ。
「俺は六男の舞雅(まいが)!さっき雪祈は俺等のこと"嫌い"っつったけど俺は雪祈のことが好きだからな!」
何か今まで自己紹介した奴等は気品溢れる感じだったけど舞雅は違う。気品なんて無くて、かと言って普通じゃない感じだ。
なんかー……
「太陽みてェ」
「へっ!?」
「舞雅ってキラキラしてて、今まで自己紹介してきた奴等となんか違くて、よく分かんねェけど、太陽みたいだ」
「~~~~~///////」
俺が思ってたことを口に出すと舞雅の顔がみるみる赤くなっていった。
なんか舞雅って面白いな。
俺が笑うと舞雅が「笑うな!」て言ったけどあまりにも面白かったので笑いを止めるなんて出来なかった。
「俺の紹介入りたいんだけど、いいかな?チュク」
「!!!」
声をかけられて振り向くと信じられないことが起こった。
あまりにもいきなりだったので俺は思考停止&硬直。
周りも驚いたのか誰も動かない。
ただ"俺達"を見て目を丸くする。
そう…
俺は…
キスされたんだ。
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