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「あれ?土方くん顔赤いよ?もしかして結構ウブなんじゃない?」
ニヤニヤと面白そうに顔を覗き込むと、みるみる内に耳まで赤くなり、唇をふるふると震わせている。
「っ~~暑いからだッ!!」
怒ったように声を上げると、そのまますくっと立ち上がりサウナ室のドアをバタンッと音を立てて出て行ってしまった。
立ち上がり様に銀時の頬に零れ落ちた土方の汗を指で拭い、そのまま腕を組んで背を持たれる。
「やべェな…」
(ちょっとかわいいかも…)
不思議な感情に困惑しつつも、また会った時は苛めてやろうと心に歪んだ野望を抱くのであった。
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