480人が本棚に入れています
本棚に追加
「何その意外な反応?誘ってんの?」
銀時が一歩近付くと、後ろにはもう下がれないため横に一歩踏み出しサッと逃げる。
「テメェ…何の真似だ!?ふざけてんじゃねーぞ!!」
「ふざけてねーよ。俺、なんかさ、土方くんのこと好きっぽくてさぁ。その気持ちを確認したかったんだよね」
「すっ…好きって…!お、男だぞ俺は!?」
「知ってるっての。だから迷ってたんだけどな」
動揺している隙に間合いに入り、土方の左手を取ると自分の股間に当てた。
「ほら、欲情して勃っちゃった」
土方の左手には確かに血液が集まり膨張したソレが触れていた。
「なっ!!」
再び土方の顔が赤面し、次の瞬間、銀時の股間には土方のニーキックが直撃していた。
「…ッ……!!!!」
銀時は声にならない叫び声を上げながらその場に崩れ落ちる。
「っ…この変態野郎!!」
うずくまる銀時に変態野郎という称号を吐き捨てると、走ってその場を去って行った。
「い~~ってぇえええ……」
涙目になりながら股間を押さえてなんとか立ち上がる。
最初のコメントを投稿しよう!