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「なんだよ気持ち悪ィーな…」
にじり寄ってきた銀時から引くように身を傾ける。
「土方くんて彼女居んの?」
「…は?い、居ねぇけど…」
「居ねぇーんだ?ふーん、意外だねぇ。土方くんかっこいいしモテそうだよねー。好きな娘とかも居ねぇーの?」
「なんで恋バナ?中2の女子かテメーは」
銀時からのまさかの恋バナに若干引き気味に口角をヒクヒクいわせている。
「え?何なに?こういう話苦手?まさかあんま女性経験無いとか?」
「はっ!少なくともテメーよりはあるだろーよ」
「え?何なに?ヤリチン宣言ですか?そんな見境なくパンパンやっちゃうんですか?これだから近頃の若い兄ちゃんは…」
「アホか!下品な言い方すんな!誰とでもする訳ねぇだろ!つかテメー大して年変わんねーだろォが!!」
「お!もしかして土方くん一途なタイプ?好きな娘しか抱けませんみたいなタイプ?」
「っ…!違ェよ!!」
心無しか動揺を見せ、頬に朱が差したような気がする。
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