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その日、結局怒られたんだけど…
明人くんが成績優秀、部活でも大活躍ってことで、少し免れたんだ！
本当にあの日は助かったな…
その時からずっと、あたしは明人くんが好き。
明人くんは忘れちゃってるだろうけど…
あたしは、ずっと覚えてるよ。
てか、こんな些細なことで好きになるなんて…あたし単純なのかな？
「ゆーきーな！何ぼーっとしてんの？
早く行くよっ」
「あ、ごめんごめん」
あたしは現実に戻り、教室を出ようとした。
だけど…
「石橋さん、レポートお願いしますね」
あ、レポート。
委員長の一言で、あたしは大事なことを思い出した。
「あたし…最後？」
教室を見回しても、いるのはあたし達３人だけ。
それであたしに言うってことは…最後決定だ…
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