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伸之は更に信長に問いていた。 伸之「まだあるよね。」 伸之は信長がどういう人物か更に知りたくなっていた。 信長「流石は伸之じゃ。」 伸之「まぁ、言わなくても分かるけどさ。」 信長「先の世から来たと言うのは、誠なようじゃな。」 信長は不思議に思っていた。 今日知り合ったばかりの者にここまで自分の話をするのは、初めてであり、この話自体を人に話す事も初めてだった。 伸之「真剣な話で嘘は付かないよ。」 孝介「それが伸の良い所だからな。」 信長「確かにその様じゃな。」 信長は伸之という人物に自分が惹かれている事に気付き始めていた。 伸之「で、話を戻すけど、種子島や他にも色々と試しているのは新たな軍備増強の為だろ。」 信長「うむ、その通りじゃ。」 孝介「どんどんマニアックな話になってるな…」 伸之「気にするな。」 信長「そうじゃ。」 孝介「胃が痛いわ…」 意気投合しつつある伸之と信長であった。 そんな2人を見て、孝介は心配事が増えたと頭を悩ましていた。 信長「孝介は爺と同じ事を言うのぅ。」 孝介「爺?」 伸之「平手政秀(ひらてまさひで)、信長の愽役だろ?」 信長「そうじゃ。伸之は良く知っておるな。」 伸之「まぁ、趣味1つだからな。」 孝介「趣味で片付けるか…」 話は更に盛り上がっていた。
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