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「まあ萌えるけども…」
「だから笑っただけよ。私の笑顔が見れるのは一日3回までよ」
「…………少な!」
アピールに貴重な笑顔を使ったのよ。まんまとハメられたけどさ…。
「並木くんが私のこと好きだって…。えへへ、嬉しい…」
「急にデレるんだな…。好きだよ好き。ずっと片思いだった」
「私も好きだったから両思いよ。それにしても並木くんは私のどこが好きなの?」
「可愛い顔だなとも思ってたんだけどさ、クラスメイトと戯れていたり、笑ったり、真面目に仕事しているお前を見てると自然に好きになってた」
恥かしいから俺はタバコに火をつけて、クールに振る舞う。
「お前は?」
気になったから俺も質問してみる。
「話せば話すほど長くなるんだけど…そうね、顔よ」
「短かっ!あと長くなるほど大した理由じゃあねぇ!」
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