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「『可愛い、っう…俺…もう我慢できない。襲っていいか?』って言えばいいのよ」
「ふざけんな。そんな変態じゃね~し、学校で襲う馬鹿なんていないから」
「……え!そんな……私の夢が…」
「残念そうな顔をするな!それにもっと良い夢を見ろ」
「宝くじいつか当てたい」
「…微妙だけど、まあよし」
たく…、調子狂うなぁ。
大好きだった奴が、こんなにおかしな奴。けれど、今は限り無く楽しい。
それに、限り無く嬉しい。
「なぁ桜花。ちょっとだけど、寝ていいか?お前の足の上、すっごい気持ちいい」
「寝ていいわ。私は可愛い寝顔を見てるから」
「ありがとう。じゃあお休み」
「お休みなさいご主人様」
…はは。最後に桜花の変な言葉を聞いて俺は眠りについた。
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