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下駄箱まで行くと何やら桜花が戸惑っていた。
辺りには封筒やら手紙やらが散らばっていた。
漫画みたいな光景だ…。
「お前凄いラブレターの量だな…。モテすぎだなお前」
「こんなモテる女は君のものなのよ。どう嬉しい?」
自分でモテるとか言うなよ…。っていってもこれだけラブレターがあれば自分がモテているって自覚するか。
「嬉しくはない。むしろ嫉妬してる」
「安心しなさい。私は貴方しか見えてないから。何ならこの手紙、近所の焼却炉に捨てたっていいのよ?」
「別にそこまでしなくても…」
「全部捨てとくわ。えいっ!」
近くのゴミ箱に全部捨てやがった。最低だ…。まあでも仕方ないか。
「さて颯人くん問題です。私の下着の色はな~んだ?」
「知らねーよ!今関係ないだろうがそんな事!急すぎんぞ」
「下着を買いに行こうかしら?ちなみに黒は好き?」
「話を聞け。勝手に突っ走るな」
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