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今…すげぇびっくりしてる。
こいつこんな喋る奴だったんだ…。
桜井は自分の席を立ち上がり、俺の隣りに来る。
「今のは冗談よ?並木くんは私の中ではぴかいちなの。……もうラブリー」
「周りからはダメみたいな物言いだよな。あと無表情にそんなこと言いやがって…。本当に好きなのか?」
「もちろん好き。並木くんのためだったら下着を履かなくて学校に来れるくらいの覚悟だってあるのよ?」
「絶対すんな!いらねーよそんな覚悟!」
「並木くんのためならこの身体だって捨てれるもん!」
「これ以上キャラを崩すな!そしてそんな顔してそんなことを言うな!」
「冗談よ冗談。からかっただけ。……と私は並木に嘘をついた」
「結局からかってるのかよ…」
自分でナレーションしてるし…。
それにしても面白い。
こいつのキャラは面白過ぎる。
やべぇ、もっと好きになりそうだ。
「なぁ桜井。屋上行かないか?もちろん仕事が終わったらでいいんだけどさ」
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