一、きっかけ

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高校三年の夏 進学を目指した仲間たちとともに私、竹内 綾乃は、学問の神様として有名な菅原道真が奉ってある、京都 北野天満宮に来ている。 新幹線で、旅行兼合格祈願だ。 その北野天満宮で、友達の案により、絵馬に願い事を書こうという事になった。 「あーやの!何て書いたの?」 友達が聞いてきた 「さっあね~!」 私は、誰にも見られないように、トイレに行くと言ってからみんなから離れた。 「見つからない所…分からない所…」 少し探していると、近くに小さな社がみえた。 偶然にも、絵馬が掛けることができそうな、調度良いフックもある。 「よろしくお願いします」 お賽銭を入れて、手を合わせ絵馬をかける。 そして、すぐにみんなの所に戻った。
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