132人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし、時間の流れをとめる事は出来ない
着々と、敵はこちらへ向かって来ている
頭を抱え、何時間そうしていただろうか
いつの間にか、外は暗くなっていた
いまは、何も食べる気が起きなかった
「近藤さん、山南さん、、総司ぃ、斎藤、新八、原田、平助、源さん
俺は、どうしてここにいるんだ?
主君を捨てて、どうして俺はここにいるんだよ!
もう、自分がどうしたいかが分かんねぇんだ」
横になってからも溢れてくる思いと言葉
目を閉じると、不思議と近藤さんが映った
「歳よ、これからは新選組を、新選組の行く末をお前が引っ張っていけ」
あぁ、この言葉
流山で近藤さんが俺に言った言葉だ
その言葉を聞いた途端、すぐに眠気がきた
そっか…近藤さん
アンタはまだ、俺と一緒に戦ってくれてんだな
最初のコメントを投稿しよう!