序章②~音無しの森にて~

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ネロ「封印解いてあげるけどぉ、条件が幾つか有るよぉ?」 アリウス「…………条件?」 ネロ「そそっ! まずはぁ…………質問。 力を手に入れたらぁどうするぅ?」 …………せめて質問位は普通に言ってもらえると助かるんだがなぁ? アリウス「…………答えは決まっている。 俺と同じ様に虐げられる奴を無くしたい。 種族何かどうでもいい。 後は復讐だ。貴族どもにな。」 ネロ「あいあい。解った。 第一条件クリアねぇ! んじゃ次……俺と契約することだよぉ。」 アリウス「……契約方法は?」 ネロ「うぅ~~ん………… まぁ面白い答え聞けたし、いっかぁ!」 アリウス「冥王なのに契約方法軽っ!! 良いのかよ!?」 ネロ「気に入ったから良し!なんだよぉ。 条件はほぼ揃ったんだけどねぇ…… 最後に一つ、聞いとくねぇ。」 アリウス「…………今度は何だ?」 ネロ「…………何があっても文句言わないでねぇ? 失敗は絶対に無いからぁ安心してくれて良いけどぉ。」 …………どういう意味かは知らないが、俺は了承した。 後に、意味を知らなかった事を後悔することになるかもしれないのに……
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