序章②~音無しの森にて~

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…………つう、訳で俺は今、『音無しの森』にいる。 アリウス「…………くっ! 身体は……動くか……アレスとディアに感謝だな。 …………此処は……」 ???「最深部だよぉ?」 アリウス「……誰だ?」 ???「俺はぁ~。 ……【ネロ】、ネロ=リィンベル。」 アリウス「……何処にいる?」 ネロ「目の前だよ~ん。 ほれほれ、水晶の前さぁ~。」 俺は立ち上がり(かなり苦労したが)、目の前の男……ネロを見た。 …………優男みたいな奴だった。 ネロ「おおぅ、六歳児の癖にかなぁり口が悪いねぇ。」 アリウス「……ほっとけ。 俺は今、力が欲しいんだよ。ネロ……だっけか?俺は落ちこぼれとして棄てられたんでな。」
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