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…………つう、訳で俺は今、『音無しの森』にいる。
アリウス「…………くっ!
身体は……動くか……アレスとディアに感謝だな。
…………此処は……」
???「最深部だよぉ?」
アリウス「……誰だ?」
???「俺はぁ~。
……【ネロ】、ネロ=リィンベル。」
アリウス「……何処にいる?」
ネロ「目の前だよ~ん。
ほれほれ、水晶の前さぁ~。」
俺は立ち上がり(かなり苦労したが)、目の前の男……ネロを見た。
…………優男みたいな奴だった。
ネロ「おおぅ、六歳児の癖にかなぁり口が悪いねぇ。」
アリウス「……ほっとけ。
俺は今、力が欲しいんだよ。ネロ……だっけか?俺は落ちこぼれとして棄てられたんでな。」
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