序章②~音無しの森にて~

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ネロ「へぇぇ~ ……君が落ちこぼれなら、他の子供は皆落ちこぼれだと思うんだがなぁ?」 アリウス「何っ!?」 ネロ「いやねぇ、君はぁ無意識に封印魔法(アンチマジック)を掛けているんだよぉ。 魔力が予想外に大きすぎたんだぁねぇ。 んで、全部魔力を封印しちゃったからぁ君は魔力0な訳なんだよねぇ。」 …………マジでか?いや、そうなら一つ疑問が残る。 アリウス「……何で分かるんだ?あんたとは初対面だし、そもそも今会ったばかりだろ?」 ネロ「当ったり前さぁ! 伊達に『冥王』じゃないよぉ!」 …………今何て言った?こいつ? アリウス「……『冥王』? 二つ名じゃなくて……本物?」 ネロ「もっちろんさぁ!」 …………初っ端からやばい奴と遭遇しちまったなぁ、おい。
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