またね。

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太陽が色を変えるまで同じ場所で待っていた。 次の日も次の日も毎日待っていたけれど、とうとう現れる事はなかった。 もしかしたら、気が変わってしまったのかもしれない。 いたずらだったのかも。 空からやって来た天使かもしれない。 あの人が聞いたら笑うかな。 でも私にとってはそうだったんだよ。 君がいなければ、私は生きる事を諦めたままだった。 気まぐれでもいたずらだったとしても、私にとっては天使でした。 ありがとうって伝えたかったな。
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