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心と体が反対を向いてるみたい。
心が笑ってなくったって顔は笑える。
だってそんなのあたりまえ、これが私の仕事。
私はキャバクラ嬢だもん。
ぼーっと今日のお客のことを考える。
今日は週末だけあってお客が多かった。
太客の間宮さんが来てくれてワインやシャンパンを何本もあけだすから途中から記憶がなくなって…
ふと気がつくと拓真の寝息が小さく聞こえてきた。
寝たんだなって思って拓真の顔を見る。
幸せそうに寝る拓真の寝顔は本当に子供みたいだ。
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