八の次

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八の次

罪を犯した 男が一人いて 懺悔謳い 頬を濡らせば うなだれ 独言のよう呟く 『罰しておくれ』 自ら望む また 赤く染め嘆くのでしょう まるで戯言の回旋曲ロンド 渦まいた 永久の終焉よ 滑稽な夢
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